糖尿病に悩まされる女性と薬

糖尿病の治療について

糖尿病の治療の基本は食事療法と運動療法です。
食事と運動で血糖値をコントロールできない場合は、投薬さらに状況が悪ければインスリン自己注射を行うことにつながります。
インスリン注射を打つ男性糖尿病は、自分自身の生活習慣を見直し、自分で気をつけなければ改善につながりません。

そのため、外来での糖尿病教室や教育入院といった「教育」が行われます。
糖尿病は、軽度の段階で自覚し、行動すれば「死」に直結するような怖い病気ではありません。
ところが、そのままにしておくと、さまざまな合併症を引き起こします。
糖尿病性網膜症の進行は失明、糖尿病性腎症の進行は、慢性腎不全となり、人工透析を余儀なくされます。
また、末梢神経障害や壊疽により、足を切断するケースもあります。
これだけではなく、癌や心臓疾患、脳梗塞など日本人の死因のトップにあげられる病気の発病リスクも高いとされています。
これらの合併症が起きない、また起こってもひどくならないようにするには病気について理解し、自己管理することがなによりも大切な治療なのです。
教育入院は主に生活習慣を改善するために行われます。
治療食と運動メニューが提示され、入院中に規則正しい習慣を身に付けてもらう狙いがあります。

きちんとコントロールされているかどうかの指標は血液検査です。
血糖、HbA1c、フルクトサミンといった検査を行います。
薬を服用するに至っていない人であっても、月に1回、これらの検査を行い、見直すことが大切です。
血糖はその日、検査をしたときの糖の状態がわかります。
HbA1cは1か月前、フルクトサミンは2か月から3か月前の血糖の状態を示すものです。
医者から叱られるからといって、診察間際に甘いものを控えたり、運動をしたりしても継続的に行っていなければ、バレてしまいます。
糖尿病は怖い病気なのだと自覚した行動をとることが何よりの治療なのです。